明りが見えました。
カムを替えて、ジェットも調整して回るようになったNX。
ですが、どんなに調整してもちょっとだけトルクの谷が残る状況でした。
・発進から6000rpm:OK
・6000~7000rpm:谷
・7000~10000rpm:突撃加速
って感じでした。
単気筒で回そうとしてるので、吸気の脈動も重要。
エアクリBOXもドリーム50時のノウハウで加工し(パイン山さん、結局加工しました!)、
綺麗に回るよう調整したつもりなのに・・・
謎に包まれたまま、次のパーツを入手してしまいました。
それは。。
加速ポンプ付きPD!
これはドリーム50の時も最終的に装着しました。
アクセル急開け時にピュ!とガソリンが強制的に噴き出して、
体感加速が厚くなります。
ドリーム50はこれでφ28と超大型付けて、16000rpmオーバーまで
綺麗に燃調とれました。(一般的にはでかすぎます)
なので、124ccのNXもこれで行ってみよう!と工事してみましたが・・・
モノショックのサスを受けるフレームと干渉して、素直に付きません。
フレームを加工して・・・
とも考えましたが、そこまで脚バイクに・・・
と、大人の判断で、元のキャブに戻す事にしました。
悔しいので、車庫で加速ポンプ付きのキャブを分解し、詳細部品の確認をしていると
ノーマルのPDと差異を発見しました。
それは・・・・
ニードルジェットホルダーのホール配置がノーマルと異なります。
写真はノーマルのホルダです。
加速ポンプ付きとノーマルで、ホールの数は同数。
ただし、配置がちがいます。
ノーマルのは、アクセル中開度付近で、燃料が多く出るようにレイアウトされてます。
加速ポンプのはリニアに増量して、最後にはもうちょっと多く出る配置。
過去の試運転で全開時には突撃加速してたので、穴の数はいいようですが、
あとは出るタイミングをマッチングさせる必要がありそうです。
ノーマルの配置だとスロットル半ばでやや多めに燃調してしまうホルダーのようなので
これを使えない加速ポンプのホルダーと入れ替えて組んでみることに。
そして、昨日組んだキャブで今朝(5時起き)NXでいざ鎌倉へ!
結果、トルクの谷が見事に!!消えましたー!!!
完全なトルク感が出てない感もありますが、谷が消えたのは進歩です。
あとは、ニードル位置を調整して、走行してみると、トルクも増えて、谷も無いまま♪
キャブ本体はしばらく遊休ですが、入手した甲斐はありました(笑)
これで、悩みが減りました。
阿智さんのN(S)Xには敵いませんが、一緒に走れるくらいにはなったのでは(笑)
よかった、よかった。。
さて、午後からは畑の大根が収穫の時期になったので、
妻と畑仕事に精をだそう♪