恒例の車検です。
殆ど乗らないので、検査書類に走行距離を記録する際に確認したところ、
2年で500kmほどの走行距離です。
陸運局を予約した日は、あいにく霧雨でしたが無事、1発で合格です。
今回の合格は、ある意味本当に良く整備された結果を持って合格です。
1.サイドブレーキ
これは、同一キャリパーを装着されるフェラーリ旧モデルも含めて
制動力が不十分なのですが、リヤキャリパーの正規セッティングで
対抗ピストンのイニシャルの出面とディスク間のクリアランスを
シムゲージで測定し、セッティングする特殊な機構をしっかり今回は
調整でき、日常の引きづりもなくテスターでの制動力も確保できしっかり合格。
これは、歴史に残るいい整備です。(笑
2.排ガス
これもCO、HCとキャブなので苦労はするのですが
今回はCO4.1、HC300程度と余裕で合格できる値に
セッティングできました。
きっちりOHされたいい状態のヘッドだと排ガスもいい状態に
なるそうです。
工場長のOHもいいですが、ちょっとこうすれば排ガスが上記のように
調整できることがわかっているオーナー(私)も腕を上げてます(笑
車検に先立ち、整備・試運転を行っているときに
いつもの高速で、シフトミスをしました。
と、いうかいつもの感覚で操作したのですが、何か違和感を感じていたので
車検の後に、いつもの工場へ理由を話して入庫させました。
すると、やっぱりシフトのブッシュが傷んでいる事が発覚。
この車両の部品をストックしている所は少ないのですが
幸い911と共通部品で直せる箇所でしたので
輸入のタイムラグを無くして修理できそうです。
ここの箇所を修理するには、シフトノブ回りの分解のために
カーペットもはがしてアプローチするため、その際についでに整備できるところも
今回は奮発して行うことにしました。
翌日当家でストックしている
・アクセルワイヤー
・クラッチワイヤー
・上記ダストカバー
・上記ペダル用ブッシュ
も交換です。
大昔に入手・ストックしていた部品はウエストジャーマニー製。
当時物、新品です。
軽い操作ができるようにおまじないで、高価な油(NHKの番組で勝ち抜いた油)を吹いて
工場長に託しました。
外したアクセルワイヤーは結構伸びていて
アクセルは今まで全開になっていなかったのでは?と言われましたが
そもそも全開にする乗り方はしていないような。。
で、工場に現在入庫中ですが、奥には私の友人の車両(02ターボ)が先着で
入ってました。
友人も私も特に急ぐ理由のないオーナー達です。
といっても仕事が速いので、今朝にはシフトブッシュは完治してました。
来週には引き取りますが、その間よろしくお願いしますー